冬の訪れ

最低気温がマイナス5~6度に下がってきた。このくらいになると、朝、畑の野菜は、透き通ったように凍ってしまう。 寒さに強くないものは、そのまま回復できない。

畑の後片付けもだいぶ進んだ。後は、さっとトラクターをかけて、もうこれでおしまいということにしてしまいたいのだが、ここでもう少しねばって、堆肥やわらなどすき込むのなら、それは今年中にやっておきたい。来年の野菜のできに大いに関係するのだ。

以前は、秋にライ麦などの越冬緑肥をまいて春にすきこんでいたが、最近は、冬に緑のもがあると、シカがやってきてきれいに食べてしまうので、できなくなった。

お届けしている野菜について

カボチャ…カボチャを収穫するのは、ツルが枯れる9月のはじめころでしょうか。夏といってもいい暑いころです。日差しが強すぎて、うっかりしているとカボチャの皮が日焼けして傷んでしまうくらいです。そしてコンテナに入れて倉庫に積み上げて置いておき、順次お届けするのです。どれくらい長持ちするのかは品種によって決まっています。9~10月にお届けしていた青皮の坊ちゃんかぼちゃは、とっても甘くておいしいのですが、2ヶ月くらいしか持ちません。今お届けしているのは、みんな長持ちする品種です。白っぽくて皮も中身も堅いです。そう、とにかく堅いので、切る時は十分注意してくださいね。

長持ちするカボチャは、最初あまり甘くないのですが、貯蔵するうちにデンプンがじっくりと糖化し、おいしくなってきます。これから、「かちわり」というおにぎり形のをお届けしますが、冬に食べる「かちわり」は最高においしいです。

ただし、野菜は、穀物と違い、貯蔵中に傷むのがあります。大量に保管していると、かなりの量になります。ですからうちでは、常に傷んだカボチャの片つけ(せっせと食べること)におわれています。ちょっと効率が悪いのです。ですから、ふつうはスーパーなどに貯蔵した冬至カボチャが並ぶことはないですね。(か)

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