新しい仲間

今年もほそかわ農園に頼もしい助っ人が来てくださいました。うちから車で約30分のところに住む22歳の青年Kさんで、週に2~3日私たちと一緒に作業しています。彼は自閉症というハンディを持っていますが、とても体力があって、草刈り・草取り・肥料まきなど、暑い日でも疲れを見せずに一生懸命働いてくれます。おかげで今年の田畑は、草ボーボーじゃなくて小ぎれいになっています。そしていつも元気で明るくて、休憩時間は大好きなアニメのキャラクターの話をしたりして、こちらまでつられて楽しい気分になります。
最初はどちらかというとKさんを”受け入れてあげる”みたいな気持ちでした。でも、彼の働きぶりを見ているとすごく助かっているし、今では自分のほうが学ばせてもらっているんだなあと感じています。彼は素晴らしいご両親に恵まれて、苦手なことを少しずつ少しずつ克服し、得意なところをどんどん伸ばしてきました。お母さんから今までの子育てのお話をうかがうことは、とても参考になります。また、彼とうまくコミュニケーションがとれるように工夫しているうちに、自分の子供たちとの接し方も変わってきたような気がします。
Kさんは絵を描くのも得意で、見たままの線を一筆書きのように描き、見たままの微妙な色の違いも表現することができます。うちの野菜の絵を描いてもらっておたよりに載せたいです。(ひ)

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