大根

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 春の大根も、みずみずしくてうれしいですが、秋から冬が、なんといっても本番です。日に日に気温が低くなってゆくと、ぐっと甘みが増してきます。
 大根は凍ってしまってはいけないので、気温が氷点下になるころには、全部収穫して葉を落とし、土に埋めます。秋口は、畑からお届けしますが、11月以降は、土から掘り出してお届けするのです。
今年作っているのは、春にもお届けした「ホワイトスティック」というミニ大根、冬に出る青首大根は「耐病総太り」、それから丸くて中の赤い紅心大根です。
 大根は日本を代表する野菜で、重さ20キロ以上にもなる桜島大根とか、ゴボウみたいに細長い守口大根とか、実にいろんな、驚くべき品種があります。昔の人が、大切に、そして、おいしくなれと唱えながら育てた結果ですね。(か)