田んぼに草がいっぱい

田んぼの稲の葉が、何とも言えないきれいな黄金色になってきました。黄金色の時期を過ぎると、今度はだんだん枯葉色になってゆきます。きれいな黄金色のうちが稲刈りの適期なのです。それと稲の穂のもみの色の具合をみて、刈り取りの判断をします。いよいよ稲刈りの季節になりました。隣の田んぼを作っているSさん(70代、ベテラン農家)は、今年のもみはあんまりでかくは  ねえと言っていました。去年のに比べてということです。私が見ても、ぜんぜんわかりません。去年のが目の前になくては、比べようがないです。こういう方の頭には、稲の基準の姿がしっかりとインプットされているんでしょうね。もちろん、今年は、稲のできは良いのですが、暑ければ暑いほど良いというわけでもないのでしょうか。上の稲の写真に稲ではない植物が写っていますが、お分かりになるでしょうか。小さいつぶがたくさんついたのが、ヒメミソハギ、もうひとつがタマガヤツリという草・・・要するに水田雑草です。今年は、田んぼに、この2種類の草と、ヒエがたくさん生えてしまいました。特にこの田んぼは、草だらけ。これらの草はみんな、田んぼに、水が十分にあれば生えない草なのですが、今年は、いろんな事情により稲の初期生育が悪く、やむを得ず早くから水を抜いたため、こんなことになってしまった・・・。草が生えたぶんお米の収量は減ってしまいます。品質には影響はないのですが、遠くからでも、草だらけなのが目立ってちょっと恥ずかしいです。(か)

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