これからの仕事

ぼつぼつ薪ストーブを焚き始めました。このところ暖かい日が続き、このあたりでも10月20日を過ぎて、まだ初霜が降りていません。といっているうち、すぐにガツンと来るはずですが…。畑仕事もようやく一段落といったところです。仕事がはかどったというのではなく、寒さで雑草の生長が止まり、来年まで草取りおよび草刈り作業をしなくてもよくなったというわけです。ただし、草ボーボーにしてしまった畑は、また来年こぼれた種から何百倍にもなって草が生えてきます。

これからする仕事としては、今は秋野菜の一番おいしい時なので、皆さんにたっぷりとお届けするということ。また、近日中にタマネギの苗を定植するのですが、それが終われば今年の種まきや定植はすべて終わりです。あとは畑を順に片づけて、堆肥をまいたり、えん麦やライ麦などの緑肥作物をまいておきます。そして大豆やエゴマの収穫。ネギや大根、白菜、大カブなども、本当に寒くなる前に収穫してかこいます。
そういえば、今年はこの辺一帯イノシシに荒らされて、近所のおばあさんもせっかく作ったジャガイモとカボチャを大部分食われてしまったそうです。ジャガイモ30キロくらい、カボチャ30個くらい分けてほしいと頼まれました。この時代、どんな田舎でもスーパーに行けば、いつでも新鮮なものが安く手に入ります。何もそんな大量に家に蓄えなくてもよいのではと思うのですが、長年きびしい冬を乗り越えてきた人の習慣というか、ほとんど本能のような、そんな気持ちが最近は何だかとてもよくわかる気がするのです。

話がそれましたが、あとはハウスや倉庫を建てたりの大工仕事。来年の床土作り、たくあんや野沢菜をつけたり…と、もうしばらくは何やら農作業の日々です。