2019年3月

醤油を仕込む

お醤油作りは、毎春恒例のの大切な仕事です。

先日煎った小麦をミルで粗く挽き割って、
茹でた大豆と混ぜ合わせ、お醤油の麹菌をまぶします。

最初はこんな白色です。

温度が30度以上に上がらないよう、時々かき混ぜて冷ましながら・・・

40度になると納豆菌が繁殖しちゃうので、温度管理はとても大切。

 

3日後。菌が回ってくると、鮮やかな緑色になります。

細かい胞子が舞うので、吸い込まないよう要注意。

できた麹を塩水と一緒に樽に入れます。

カビないよう時々かき混ぜながら、2年間じっくり寝かせると、極上のお醤油になります。

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バーミキュラの鍋

思いがけず、バーミキュラのほうろう鍋をいただきました。

メイドインジャパンの鍋。自分ではたぶん買えない。

もちろん中古ですが、とってもきれいです。
蒸気を閉じ込めるので、無水調理が得意。

早速いろいろと作ってみました。

ポトフ。

水を1滴も入れていないのに、野菜のスープが出てきます。

そのスープが驚くほどおいしいです。

鯛のアクアパッツア。

野菜たっぷりのカレー。

 

料理は素材の良さがすべてと思っていましたが、鍋を変えるとさらにおいしくなってびっくり。

難点はずっと弱火にかけておくので、時間がかかること。

縁あってわが家に来た子なので、一生大切に使います。

 

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芽がでた

種まき1収穫後。


キャベツ、レタス、豆類など。


庭の行者にんにくも顔を出しました。

お浸しにするとマイルドなニンニクの香りがあり、甘くておいしいです。
 

 

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小麦を炒る

今月末に自家製醤油を仕込みます。
その準備として小麦を炒りました。

焦げないように注意しながら炒ります。
食べてみてちょっとカリッとするのが目安です。
この後、コーヒーミルで小麦を粗く引き割ります。
お醤油の麹づくりは、また後ほど。


残った火がもったいなかったので、続いて購入したコーヒーの生豆を焙煎しました。
火が強すぎてちょっと深煎りになってしまった。
自家焙煎の挽きたてコーヒー。何とも贅沢です。
って、全然コーヒー通ではないんですが・・・。
これを書いていて疑問に思ったのですが、煎ると炒るはどう使い分けるんでしょうか?

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今年初めての種まき

日差しが強く春めいてきたと思えば、急に寒くなったりするこの頃ですね。
先日今年初めての種まきをしました。
レタス、キャベツ、エンドウ豆、葉物など。

根セロリも蒔きました。

根っこの部分を食べるセロリですが、ポタージュにしても、シチューに入れても、生でサラダに入れても美味しいです。


けし粒のような、ちっちゃな種です。

ひと区画に3~4粒づつ蒔いてゆきます。
セロリは芽が出るまでが長くて、定植できるまでしっかりした苗に育てるのも時間がかかるんです。

昨年まで落ち葉を発酵させた踏み込み温床を作って芽だしをしていたのですが、今年から電熱線の温床にしました。

サーモがついていて温度管理も楽になりました。
歳とともに体力も落ちつつあり、電気の力を借りるのも仕方ありません。
畑に定植するまで、ハウスの中で苗を育てます。

寒すぎす、暑すぎず、水やり気をつけて、アブラムシつけないよう…
なんだか小さい子供を育てているみたい。
2019年、ほそかわ農園の農作業もいよいよスタートです。

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米味噌を作る

今年もお味噌の仕込みをしました。

先日作った麹。菌が回ってしっかり固まっています。いい麹に仕上がりました。

これを桶に入れてよくほぐします。

大鍋でじっくり煮た大豆。今回は乾豆で26キロ分。

手でぐるぐる回すミンサーで潰します。

大豆のモンブラン。つまんで食べると大豆の甘さが口いっぱいに広がります。

潰した大豆に塩と麹をよく混ぜ合わせます。

味噌玉を作って、空気を抜くようにきっちりと詰め込みます。これで約100キロのお味噌ができました。

味噌蔵にしまっておくと、約1年後には熟成されて美味しいお味噌になります。

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