2018年10月

えごまの脱穀

えごまの脱穀をしました。刈り取って畑に干しておいたエゴマを、板に打ち付けて種を取り出します。
けっこう重労働なのですが、今年はアメリカから来た二人のウーファーさんたちが大活躍してくれました。
それにしても、アメリカ人は底抜けに陽気な人が多いです。いつもいろんな質問をされて、英語で返答するのに四苦八苦。
そしてよくジョークを言っているのですが、半分も理解できないので、雰囲気で一緒に笑っています。

このあと、ふるいで2段階にふるって、

とうみという道具で風選します。

さらに水洗いして乾かすと、ようやく販売できる「えごま」の状態となります。
あまりに手間がかかって大変な「えごま仕事」です。
えごま油が貴重なのも理解していただけると思います。

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10月12日の野菜セット小

やっと秋晴れに恵まれたこの頃。農園では、雨続きの上に大雨で、キャベツやレタスや、葉物など水の嫌いな野菜にだいぶ傷みが出ましたが、いろんな野菜を作っているおかげで、何とか大丈夫です。
今回は小セットを紹介します。

ブロッコリー
普通のブロッコリーより甘みがあっておいしい。
マコモタケ
初めて出荷する野菜です。
秋の初物です。
サラダセット
ルッコラと赤長ラディッシュです。
辛みが少なく、食べやすいラディッシュです。
ミニトマト
「アイコ」というプラム型の品種。
レタス
「ビミタス」という品種の半結球タイプのレタスです。火を通す料理にもむきます。鍋物や、味噌汁の具にしてもおいしいです。
キャベツ
キャベツやブロッコリーは、いろんな虫がつきやすく、オーガニックでは作りにくい野菜です。カエルやクモのおかげで、今年も無事にできました。
かぼちゃ
貯蔵中に、だんだん甘みが増してきます。
大根
秋の初物です。
ニンジン

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マコモタケ

マコモはイネ科の多年草です。6月に田んぼの隅に苗を植えました。2mくらいの高さに成長します。古代から神事に使われていた神聖な植物だそうです。
このマコモには黒穂菌(くろぼきん)が寄生しやすく、夏を過ぎると根元の部分の茎が肥大してきます。その膨らんで太くなった茎の部分がマコモタケです。マコモタケは食物繊維とカリウムが豊富に含まれています。
マコモの葉っぱは乾燥して刻んでお茶にしています。デトックス効果があるそうです。
年末には葉っぱでお正月のしめ縄を作ります。

●マコモタケのチンジャオロース
①根元の部分と上部のかたい部分を切り落とし、緑色の皮をピーラーなどで剥く。②①を斜めに薄切り、縦に細切りにする。片栗粉をまぶす。③ピーマンも種を取り除き、縦に細切りにする。④フライパンに油を熱し、マコモタケとピーマンを入れて炒める。④焦げ付きそうになったら、水を少々加え、ウォーターソテーする。⑤塩コショウで味を整える。

●マコモタケのシンプルな炒め物
①根元の部分と上部のかたい部分を切り落とし、緑色の皮をピーラーなどで剥く。②①を斜めに薄切りする。③フライパンに油を熱し、マコモタケを入れて炒める。④塩と少々の酢で味を整える。※マコモタケの繊細な甘さを味わっていただくため、まずはみりんや砂糖を加えず、塩と酢のみで味付けするのがおすすめです。

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