今年の秋は長雨で仕事が1か月近く滞ってしまい、今までその遅れを取り戻すのに必死でした。稲刈り、えごまの収穫、ニンニク・たまねぎの植え付け、大根・人参・キャベツ類の全収穫など一通り終わって、ようやく一段落。
収穫した大根は葉っぱを切り落とし、凍らないように畑に穴を掘って埋めます。キャベツと白菜は家の中に積み上げ、毛布などを掛けて凍らないように保存。人参はビニール袋に入れ、ムロ(地下室)の中に保存します。
これからはこれらの保存した野菜と、まだ畑でがんばっている菜っ葉類をお届けします。野菜は霜に当たると、凍らないように糖度を上げて身を守ります。なので、冬の野菜は甘みが増すんです。味の変化をお楽しみください。
白菜の収穫
大根の収穫
人参の収穫
2017年
11月21日の野菜セット(大)
チンゲン菜
寒さにあたると柔らかくなってきますが、寒すぎてもダメ。今が美味しい時期です。
大根
大根は冬中食べられますが、柔らかくて甘みのある今が旬です。「耐病総太大根」という昔ながらの品種です。
セロリアック
生でスライスして少しサラダに混ぜたり、スープ、ポタージュなどにどうぞ。皮を剥いて使ってください。
サツマイモ
「ベニアズマ」といいます。貯蔵することで、甘くなります。
ルッコラ 赤からし菜
サラダに。ルッコラはかなり寒さに強い野菜で、寒いほうが美味しくなります。
カボチャ
「白爵」という品種。長持ちするタイプなので、夏に収穫しようやく味が乗ってきました。硬いのでご注意ください。
小松菜
とくに寒さに強い野菜なので、これから寒くなるにつれ、だんだん美味しく、柔らかくなってゆきます。
白菜
「ベニアズマ」作ってる中で一番早生の小さめの品種です。葉にちくちくした毛がなくサラダにも適しています。
ニンニク
来年の分を先日畑に植えました。貯蔵しているものもだんだん根や芽が出てきてしまいます。
にんじん
だいぶ寒くなり、大きくなるのはストップしてきました。これからだんだん糖分を蓄えてゆきます。
10月27日の野菜セット大
みぶ菜
水菜の親戚で、少し葉の形が違います。鍋物、あえ物など、水菜と同じようにお使いください。
カブ
赤カブと、サラダカブ。どちらも甘み のあるカブです。
赤ピーマン
ベル型ピーマンというハンガリーの伝統品種です
ジャガイモ
「さやあかね」という病気に強い品種。白くてホクホク、男爵に近い肉質。
長ネギ
「なべちゃんネギ」という下仁田ネギの一本ネギの中間の品種です。
タマネギ
今年は小さいたまねぎがたくさんできてしまいました。
ブロッコリー
スティックブロッコリー、今が最盛期です。
カボチャ
「カンリー」という品種。栗のような濃厚な風味が特徴です。
白菜
作っている中で、一番早くできる、小さめの品種です。鍋物などのほか、葉がなめらかなので、サラダにも向いています。
にんじん
だいぶ寒くなり、大きくなるのはストップしてきました。これからだんだん糖分を蓄えてゆきます。
★かぼちゃとジャガイモのコロッケ
作り方
かぼちゃとジャガイモを半々でつぶしてコロッケを作るのが、最近のわが家のブームです。
① かぼちゃとジャガイモは柔らかくなるまで蒸す。
② フライパンに油を入れ、みじん切りしたタマネギとひき肉を炒める。塩コショウで味付けする。
③ ②のフライパンに①を加えてマッシャーでつぶしながら混ぜる。小判型に形成する。
④ ③に水溶き小麦粉とパン粉をつけて揚げる。
スティックブロッコリー
今が旬です。スティック状に出てきたブロッコリーを、ぽきぽき手で摘みながら収穫します。春夏は暑くて虫が多く、この時期だけの限定品ですが、甘みがあって美味しいですよ。
★スティックブロッコリのパスタ・・・くたくたになるまで火を通したブロッコリは味が濃くて、固ゆでとはまた違ったおいしさです。
①ブロッコリは20分ほどゆでる(圧力鍋や保温調理鍋を使うと便利)。1cmほどの幅に切る。
②フライパンにオリーブ油を多めに入れ、みじん切りしたニンニクを入れて弱火で炒める。いい香りがしたらベーコンも一緒に中火で炒め、さらに①を加えて炒める。塩コショウで味付けする。
③ゆでたスパゲッティとゆで汁少々を②に加えてからめる。
稲刈り
今年も、ありがたいことに、お日さまと雨に恵まれ、災害も事故もなく、カエルや微生物、菌の力を借り、みんなで草取りなどして、ようやく収穫にこぎつけることができました。
イギリスから来たウーファーのカップル、慶二郎さん、息子に手伝ってもらい、ハザがけをし、今、田んぼの中で干しているところです。2週間ほど干すと脱穀し、もみすり、精米し、ようやく新米の出来上がりです。
お米の品種は「ゆめしなの」といいます。コシヒカリより歯ごたえのある感じの、しっかりとした食感のお米です。今まで、あきたこまち、ひとめぼれ、おぼろづきなどののお米を作ってきましたが、食べたとき、もっとも甘みを感じるのが「ゆめしなの」です。ただ、名前にブランド力がないため、生産量も増えずあまり一般に出回りません。
ぜひ一度お試しください。
9月29日の野菜セット(大)
気持ちの良いお天気のなか、稲刈りが始まりました。
1列づつバインダーで刈り取り、ハザがけしてゆきます。
できるのが待ち遠しい秋野菜も、急にいろいろ出てきました。
10月から11月は秋野菜の最盛期になります。
〇トマト
〇ミニトマト
〇ナス
〇キュウリ
〇野沢菜 小松菜などと同じように、おひたし、汁のみなどにどうぞ
〇長ネギ 「なべちゃんねぎ」下仁田ねぎと、一本ネギの中間の品種です。
〇にんじん
〇ブロッコリー スティックブロッコリーの最初の花芽。
この後、長いわき目が出てきます
〇ロメインレタス サラダのほかに、炒め物、みそ汁の具、鍋にいれてもいけます。
〇ジャガイモ 「ペチカ」という品種。煮崩れにくいタイプ。なめらかな食感です。
〇大根 まだ小さいですが、秋の初物です。
〇サラダセット ルッコラと赤からし菜、レタスと一緒にサラダでどうぞ。
〇キャベツ
セロリアック
今年もセロリアックが収穫の時期を迎えました。
セロリアックはセロリの仲間で、丸くふくらんだ根元のところを食べます。香り高く、味は普通のセロリよりマイルドです。
残念ながら葉っぱの部分はかたくて食べられないです。スープストックを作るときには使えるかも。
生でも、炒めても、揚げても、蒸しても良し、さわやかな風味の万能選手です。
●セロリアックとジャガイモのスープ
①皮を剝いて乱切りにしたセロリアックとジャガイモを、柔らかくなるまで茹でる。②①を茹で汁ごとミキサーにかける。③鍋に戻し、火にかけ、豆乳(牛乳)で伸ばす。④塩コショウで味を整える。
※お好みでスープストックを入れてもよいが、なくても感動の美味しさ。
●セロリアックのサラダ
皮を剝いて千切りにしたセロリアックを、ドレッシングやマヨネーズで和える。いろんなサラダに加えても美味しいです。
※写真は、セロリアックとキュウリと人参の千切りを加えた、春雨サラダです。
9月1日の野菜セット(大)
昼間は、汗びっしょりになる暑さですが、早朝は寒いくらいです。
季節は、確実に秋に向かっているようです。
葉物やカブ、たまねぎの種まき、白菜の植え付けなど秋の準備が続いています。
〇トウモロコシ 先端を切ってあるのはアワノメイガという虫に少し食われたものです。この虫のせいだけで、無農薬で作りにくい野菜のひとつです。
〇クッキングトマト パスタのソースや、ラタトイユなど火を通す料理に使ってみてください
〇ミニトマト
〇キュウリ
〇ナス 畑で、暑くても一番元気なのがナスです。
〇ピーマン
〇赤ピーマン 変わった形の「ベル型ピーマン」といいます。ハンガリーの伝統品種です。
〇かぼちゃ 坊ちゃんかぼちゃ、最初はほくほくするばかりですが、だんだん甘みが出てきます。
〇ズッキーニ
〇インゲン
〇長ネギ
〇にんじん 種まきから2か月を過ぎ、だいぶ大きくなってきました。
〇たまねぎ
この日の夕食は、ジャガイモのオーブン焼き、ナスの精進煮、トマトとキュウリ(切っただけ)、パンプキンパイです。
パイの部分ははパン生地で作りました。フィリングはたまねぎとひき肉を炒めたものに、蒸してつぶした坊ちゃんかぼちゃを混ぜて塩コショウしました。
坊ちゃんかぼちゃがとにかく甘くておいしいです。ただ蒸しただけで食べてもGood!