今回は小セットをご紹介します。
人参
小松菜
根セロリ 根っこを食べるセロリ。セロリアックとも言います。
赤カブ サラダや、浅漬け以外にも、煮物などにもお使いいただけます。
かぼちゃ 「白爵」と言います。甘くなってきました。長持ちするタイプは、じっくりと甘みが出ます。
長ネギ 「下仁田ネギ」加熱すると甘みが出ます。鍋ものなどに。
みぶ菜 水菜の仲間です。水菜より柔らかい。鍋もの、お浸しなどに。
2年前から根セロリを作っています。
セロリアックとも言い、肥大したセロリの根っこの部分を食べます。
7月ごろのみずみずしい葉っぱ。しかしこの後、秋の長雨で半分くらい腐ってしまいました。
残念。
先日収穫し、保存のため葉っぱとひげ根の部分を切り落としました。
根っこの部分はこんな感じ。皮をむくと真っ白で、セロリの上品な香りがします。
早速、セロリとカリフラワーとジャガイモのポタージュを作りました。
豆乳、塩、コショウのみの味付けで、一流レストラン(行ったことないけど)よりも美味しいスープです。
写真ではわかりにくいけど、蒸し野菜の仲間入り。
蒸した根セロリは、セロリの葉っぱほどはクセがなく、香り良く、ほくっとしています。
高校生の息子が修学旅行へ行っています。
1日目は広島へ。原爆資料館などを見学して、夕食はお好み共和国というところでお好み焼きを食べるのだそうです。
お留守番の私たちも、急に広島風お好み焼きが食べたくなり、初チャレンジ。
生地を丸く流し、キャベツを盛り、ひっくり返して焼きそばを重ね、卵を重ねて丸く整える…。
何て複雑な手順!!
大阪出身の私にとっては、いつものお好み焼きとは全く違った作り方で、楽しかったです。
うちのキャベツをたっぷり使えるのもうれしい。
私が1枚焼いた後、娘が焼いたのですが、娘のほうが見た目がきれいでした。
焼きそばとお好み焼きが同時に食べられるところが、ちょっと贅沢で美味しかった。
油を自給してみたいと思い立ち、今年はエゴマをたくさん作りました。
上の写真は、収穫したエゴマの穂をたたいて実を取り出しているところです。
スーパーでは安い油が売られていますが、自分で作ってみると、油はとてつもなく手間がかかる贅沢な食品だということがわかりました。
収穫した種を福島県の業者さんへ送って、油を搾っていただきました。圧搾法だと3割程度しか油にならないそうです。
洗浄、乾燥後、低温で丁寧に焙煎し、圧搾法でゆっくりと搾られた油です。
琥珀色で、うっとりする美しさ。
えごまの穏やかな風味があり、クセや雑味が少なくて、さらっとしています。
長年の夢だった油の自給ができて、とてもうれしいです。
えごま油はαリノレン酸が豊富で体にとても良いらしい。
ただ、加熱に弱いのが難点です。
早速、エゴマ油、醤油、酢を混ぜ合わせたドレッシングを作りました。いろな野菜を蒸した温サラダにかけていただきました。
野菜のおいしさと、油のおいしさの両方が引き出されて、シンプルなのにすごく味わい深かったです。
今日は、ほそかわ農園の収穫祭でした。
野菜セットを買ってくださっているお客様3家族がご参加くださいました。
ウーファーのOさんとうちの家族の合計12人でお昼ご飯を作りました。
お天気が良くて暖かかったので、アウトドアのクッキングも楽しく進みます。
まず、羽釜で新米を炊きました。火加減が難しいのですが、ふっくら美味しく炊けました。
塩だけのおにぎりと、五平餅を作りました。五平餅のたれはエゴマ味噌と醤油です。香ばしい匂いが漂います。
あと、野菜たっぷりの豚汁、ブロッコリとカリフラワーのサラダ、かぶと白菜の浅漬けです。デザートに焼き芋をいただきました。
薪の火でたくさんの量を作り、みんなでおしゃべりしながら食べたので、とても美味しく感じられました。おなかいっぱい、幸せな一日。
私が日ごろから一番大切にしていることは、家族の健康管理です。農業は身体が資本だし、子供たちはアレルギー体質なので、毎日の食事作りには気をつかっています。といってもルールは二つ。できるだけうちで採れた野菜、穀物、手作りの調味料を使うことと、添加物、農薬、アレルギーの原因になるものはなるべく避けることです。100%ではなく8割の達成が目標です。
実は20代のころ、農業を始める前は薬局で薬剤師の仕事をしていました。といっても薬の知識はあまりないんです。とにかく農業やりたかったし、薬を使えば本当に病気が治るのか疑問もあったから。その後結婚して子供が生まれ、二人ともアトピー性皮膚炎になったのをきっかけに、人はなぜ病気になり、どうすれば治癒するのかということに、とても興味を持つようになりました。アトピーが出ているのは皮膚だけれど、原因は主に腸など体の内側にあるのではないかと。時間はかかりましたが、食事でほぼ治すことができました。今でも息子は乳製品の入ったもの、娘は農薬のかかった果物を食べすぎると、手や足に湿疹が出ます。私自身は食べ物を変えたことによって、疲れやすかった体調が少しずつ良くなりました。まさに「あなたの身体はあなたの食べたものでできている」と言われる通りです。毎日、畑からいただく自然の恵みに感謝して調理し、できるだけ家族そろって食事をしています。
先日からほそかわ農園のブログとFacebookで、わが家の普段のご飯の紹介を始めてみました。何てことない野菜料理ばかりですが、興味のある方は覗いてみてくださいね。あと、野草を採取したり薬草を栽培したもので、ハーブティーを作って飲んでいます。それも体調管理の一助になっているのかもしれません。その話はまた次回に。
今年の野菜の出来は、決して悪くはなかったと思います。とにかく、ほそかわ農園のある、ここ富士見町には、特に大きな台風が直撃とか、洪水とかなかったですから、それだけで、まずはよしとしなくてはなりません。秋には、雨が続いて野菜もダメージを受けました。何か、レタスなどとても高かったそうですね。こんな時こそ、うちの野菜セットに、ばっちりレタスを入れられればよかったのですが、すみません、うちもやっぱりダメでした。
雨が多いと虫は少ないはずですが、今年は、虫、いわゆる害虫も多く、農薬は使いませんので、白菜、キャベツ、レタスなど、歩留まりが悪く、ちょっと苦労しました。近所のおばさんたちと話していると、今年はこの野菜が良くて、これがダメとか、その年によって、みんな全く同じなんです。作物はその年の気候次第だと、よくわかります。
お米は、例年並みかなと思っていたのですが、収穫してみると、やや良という感じです。
野菜の出来は、雨が多い少ない、暑い寒いに細かく左右されますが、稲は、基本的に日本の気候にとても適しています。だからこそ、主食たりえているのでしょうが、稲の育つ姿は、見ていて安心ですし、気持ちがいいものです。
今は一番忙しい時期は過ぎ、大豆や、雑穀などの収穫などの作業をしているとこです。