2015年9月

9月29日の野菜セット(大)

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トマト
人参 秋の人参、だいぶ大きくなってきました。
ミニトマト
レタス
サニーレタス
ナス
葉大根 大きくなってきたので、細かめに切るとたべやすいです。炒め煮、汁のみなどに。
しましまなす スペインの伝統品種。米ナス同じように、ソテー、田楽などに。とげにご注意ください。

枝豆 3番手の「毛豆」といいます。
ピーマン 黄色いのはゴールドピーマンと言います。
ジャガイモ 「出島」という品種。適度にほくほくです。
長ネギ 「松本一本ねぎ」という長野県の伝統品種。
タマネギ

いっちゃん農園さんのほおずき(太陽の子)は、注文でお入れすることができます。10月限定!今しか味わえないフレッシュなほおずきもぜひどうぞ。

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田んぼに感謝!

今回は、田んぼのプレゼンをお聞きいただきたいと思います。
 ほそかわ農園では、数十種類の野菜とお米その他の穀物を農薬等使わずに栽培していますが、有機無農薬で、一番作りやすいのがお米です。それは、稲が日本の気候にあっていることと、田んぼ自体が、すごいシステムだからです。
 田んぼのいいところは、まず、持続可能性が高いこと。毎年同じ場所で、何十年でも、いや何百年でも稲を育て続けられます。おかぼと言って、畑でも稲を育てることは出来ますが、そうすると連作障害が出るそうです。
それから、単位面積当たりの収量が高いこと。もしお米でなく麦を栽培していたなら田んぼよりも広い面積が必要、向こうの丘までずっと麦畑になってたかも。もし羊を飼ってみんなが生活するとしたら、はるか山の上まで羊だらけになるはず・・・極端な話ですが。
 また、田んぼには水が不可欠なので、川と、川の流れのもとである山がとても大切です。昔から山や林が大切に手入れされてきた理由の一つです。田んぼと山はセットなのです。
 田んぼがあって、その向こうに緑の山が見える、そんな当たり前すぎる風景があるのも、田んぼでお米を作っているからこそ、です。
 まだあります。田んぼは生き物の宝庫です。昆虫や、魚類、無数の小さな生き物を育て、希少な渡り鳥の生息地になったり、鯉やフナを育てたり、合鴨農法もあります。 
 多面的機能と言われてもなんだかよくわからないですが、田んぼってほんとにすごいんです。
でも、農家の高齢化や、米の値段の安さに、うちの周りの田んぼも耕作を止めるところが目立ちます。皆さんにも、日本の田んぼ自体のサポーターにもなってもらえたらうれしいです。
 今年も何とか新米の収穫を迎えることができました。田んぼに感謝。IMGP4980
もち米を干しているところ。稲が長くて重いです。

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セロリアック

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この野菜、何だと思いますか?これは「根セロリ」または「セロリアック」と言って、根っこの部分を食べるセロリです。茎の部分は堅くて食用には向きません。 セロリのさわやかな香りがあり、クセは少なくて食べやすいです。昨年試作しに作ってみたら美味しかったので、今年は多めに作りました。
皮は堅いので、厚めに剝いて使ってください。セロリの香りが苦手な方は、素揚げしたり、細切りにしてかき揚げなどがおすすめです。

  •  根セロリのサラダ

皮を剝いて千切りにした根セロリを、ドレッシングやマヨネーズで和える。いろんなサラダに加えても美味しいです。

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  • 根セロリとジャガイモのスープ

皮を剝いて乱切りにした根セロリとジャガイモを、柔らかくなるまで茹でる。①を茹で汁ごとミキサーにかける。鍋に戻し、火にかけ、豆乳(牛乳)で伸ばす。お好みでスープストック(ブイヨン)を入れる。塩コショウで味を整える。

  • 根セロリのきんぴら
     根セロリは皮を剝いて太めの千切りにする。フライパンに油を熱し、セロリを入れて炒める。醤油とみりんを回しかける。

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クッキングトマト

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今年初めて栽培してみました。普通のトマトとどう違うのかというと、普段私たちが食べているのが「ピンク系」、クッキングは「赤系」と大きく分けられるそうです。世界的に見ると赤系の栽培が圧倒的に多いようです。日本のピンク系トマトの美味しさは、たぶん世界一だと思いますが、ピンク系は、生で食べないともったいないトマト、赤系は、火を通して食べないともったいないトマト、と言われています。加熱したものを試食するとほとんどの人が「赤系」の方が美味しいというそうです。

今年作ったのは、「なつのこま」と「しゅほう」という品種せす。どちらも、芯どまりといって、丸くブッシュ状になるタイプです。今年は雨が多く、トマトにはちょっとつらい気候でした。来年以降、より上手な栽培方法と、より美味しい品種を探してゆきたいです。

 

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