2012年10月

サーモスさんのHPに掲載されました

♪♪保温調理なべ「シャトルシェフ」でおなじみのサーモスさんのHPに、ほそかわ農園が掲載されました♪♪

たくさんの美しい写真と、あまりに良くできすぎた内容でちょっと笑えます。よろしければご覧ください。

http://www.thermos.jp/calendar/lifestory.html

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サラダセットのこと

昨年とても好評でしたので、今年もサラダセットをお届けいたします。

レタス、ゴマの風味のするルッコラ、レース状の切れ込みが美しい緑のカラシナと赤いカラシナ、そして赤いラディッシュです。 食卓が野菜畑のように華やかになり、味もおいしくて、サラダがあるだけでとても幸せな気分になりませんか。

おいしいサラダを作るために、大切なことは水切りです。洗った水気がついたままだと、ドレッシングがうまくからまなくて、水っぽくなってしまいます。それで我が家はついに手動の水切り器を買ってしまいました。ザルの部分に野菜を入れ、手回しの遠心力を利用して水を切ります。洗濯機の脱水のようにザルをくるくる回すのが楽しいし、今まで布巾でふき取っていたのが、あっという間に水が切れて便利。ゆでたブロッコリーなども、くるくると水切りしています。必要な調理用具というわけではありませんが、サラダ好きの方にはオススメです。

あと、菜っ葉類は包丁を使わず手でちぎったほうが、切り口の変色が防げるそうです。ラディッシュの葉っぱは、うぶ毛があって口にさわるので、お浸しや汁の実などに使ってください。(ひ)

★おいしいサラダの作り方

・野菜を洗ってしっかり水きりをする。菜っ葉は適当にちぎり、ラディッシュは薄い輪切りにする。野菜をボウルに入れて少量の油を回しかけ、野菜を何度も持ち上げて落とすようにして、油がまんべんなく回るようにする。この状態で盛り付けをし、小皿に取り分けてからお好みのドレッシングをかけていただく。

※水切りがポイント!しっかりしないと、野菜の表面に油の膜がつきません。野菜をオイルコーティングすることで、水分が出るのを防ぎ、ドレッシングの量を節約できます。またノンオイルドレッシングでもおいしくいただけます。※人参、かぶ、大根、ブロッコリー、カラーピーマンなど、ある野菜を自由に使ってみてください!!

★オススメのドレッシング…すみません、分量は味見しながら加減してください。

○ねりゴマドレッシング

ねりゴマ、酢(レモン汁)、蜂蜜、醤油を、泡だて器で混ぜ合わせる。

○ゆず胡椒ドレッシング

ゆず胡椒、ごま油(オリーブ油)、酢、みりん、醤油を、よく混ぜ合わせる。

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今の野菜あれこれ

世界的に、記録的に暖かい9月だったようです。10月半ばの今も平年より暖かいようです。それでも富士見町は、ここのところ、急に朝晩寒くなってきました。寒くなるときは、いつも急な気がします。先日あわてて屋根にのぼり、ストーブの煙突掃除をしました。前もって準備しておけばよいのに、毎年このパターンです。

今、お届けしている野菜のようす、あれこれです。

○スティックブロッコリー

伝統品種でも小さなわき芽がたくさん出るタイプのものがありますが、うちで作っているのは、大手種苗会社の作った品種です。早生で、丈夫で作りやすいです。セールスポイントは、甘みが強くおいしいこと。子供がスティックばかり食べるので、いつの間にか、ふつうのブロッコリーは作らなくなりました。虫などがついているとき、見つけやすいのも利点です。虫などは注意深く見てはいますが、完璧ではありませんので、皆さまには、最後のチェックをお願いいたします。花が咲きやすいのが欠点です。

○壬生菜(みぶな)

今年、何気なく種をまいてみました。水菜よりおいしい気がするのですが、いかがでしょうか。水菜から分かれてできたと言われています。どちらも京野菜です。

何年か前に急に水菜がはやり、京野菜から全国区になりました。そして、いろんな品種が出たのですが、品種改良が、必ずしもおいしさに結びつかないこともあるのです。プロ農家に作ってもらうには、一年中作れるよう丈夫で、葉が折れたりせず作業性が良いことが求められるのです。うちだって、スーパーや市場に出荷するなら絶対そういう品種を選びます。壬生菜には、昔ながらの、あまり,品種改良されてないおいしさもあるようです。

これから出る野菜

○からし菜 ルッコラ…サラダ野菜なのですが、小松菜や、白菜などと同じアブラナ科なので、今頃のほうが作りやすくおいしいです。

○小かぶ 大根…種まき時に雨がなくまき遅れましたが、やっと大きくなってきました。まずミニ大根からお届けする予定です。

○サツマイモ…やっと芋掘りが終わり、お届けできるようになりました。

いつもの水菜や山東菜、ほうれん草も、もちろん作っています。おいしいミニ白菜を探して、今年も新しい品種の種をまきました。どんなのができるでしょうか。(か)

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とうがん作ってみました

久しぶりに冬瓜(とうがん)を作りました。春先、他の瓜類と一緒に種まきしたのですが、キュウリやかぼちゃなどはどんどん大きくなるのに、冬瓜の苗は小さいまま。畑に植え付けるときも大丈夫かなぁーなんて心配していたけれど、秋になれば立派な冬瓜がごろんごろんと鈴なりに実ってくれました。そういえば、産地ではたくさんなりすぎて困る野菜だとか。
作ったのは細長い形の「沖縄黒皮小とうがん」と、まん丸い形の「姫とうがん」の2種類。食べ比べてみましたが、ほとんど同じ味でした。あまりなじみのある野菜ではないので、セット野菜に入れるとなるとレシピを紹介しなければ…といろいろ試しに作ってみました。基本的には、生で食べる・煮て食べる・炒めて食べるのいずれかのようです。淡白な味なので、お肉などの出汁でしっかり味をしみ込ませるとおいしいです。ショウガを加えると、独特のくせが消えます。もちろん、味噌汁やスープにもどうぞ。
そういえば沖縄に行ったとき、青い未熟なパパイヤを料理して食べたのですが、冬瓜と味がよく似ていて懐かしく思いました。ちなみに冬瓜は、利尿作用があるのでむくみを取り、またビタミンCもたくさん含まれているそうです。(ひ)

♪かんたん野菜料理♪

★冬瓜のサラダ

冬瓜は皮をむいて種を取り除く。スライサーか包丁で薄切りする。塩を振りしばらく置いてから、しっかり水気を絞る。人参・キュウリなどの野菜と一緒に、マヨネーズや好みのドレッシングをかけていた

だく。
※おかか醤油

和えとか、青じその千切り&梅和えもおいしいです。

★冬瓜とひき肉の煮物

皮と種を除いた冬瓜は一口大に切る。なべに油少々しき、みじん切りしたショウガを炒め、ひき肉も炒める。そこに細切りした昆布、かぶるくらいの水、醤油、みりんを加え、柔らかくなるまで、15分ほど煮る。水溶き片栗粉を加えてと

ろみをつける。

★冬瓜の炒め物

皮と種を除いた冬瓜をいちょう切りにする。フライパンに油をしき、みじん切りしたショウガを炒め、ひき肉、冬瓜も炒める。

塩、醤油、酒で味をつける。水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。最後に酢を少し加えると味が引き締まっておいしいです。

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田んぼのカエル

うちの畑には、カエルがたくさんいる。その中にひとつ、トノサマガエルが、特別にたくさんいる畑がある。一歩あるくたびに、小さいのや、大きいのが、ぴょんぴょん飛び出し逃げ回る。

この畑に、たびたび、きれいなタカの羽が落ちている(たぶんノスリだと思う)。不思議に思っていたのだけど、どうも、このまるまると太った、おいしそうなトノサマガエルを取るのが目的みたいだ。それほどたくさんカエルがいるという話です。タカが子育てできるというのも、まだ、生態系が保たれているということか。

カエルは、もちろん水がないと繁殖できない。このカエルたちは皆、近くの、近所の方の田んぼで生まれ、うちの畑までやってきてくれる。そして、タカに襲われたりしながらも、無農薬畑にわんさかいる虫を食べてくれているのだ。畑の近くのこの田んぼが、もし耕作されなくなったら、うち!のトノサマガエルも、もう生きてはいけない。この田んぼは、オーガニックとか言うわけではなく、一般的な耕作方法だが、このカエルをはじめ、多くの生物を毎年生み出している。田んぼというのは、まさにビオトープであり、そもそも優れたシステムなのだ。

気がかりなのは、近所でも、田んぼを作る人が減っていること。農家の高齢化もすすみ、獣害のひどいところなど、条件の良くないところから、どんどん減っている。

うちの田んぼも、やっと、ささやかな収穫にこぎつけました。今、ちょうど、はざかけして干している最中。心配した台風もやりすごし、精米機から、さらさら出てくるお米を両手に受けることができるのも、もうすぐだ。とりあえずは、今年の収穫に、心から感謝したいと思います。(か)

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