2011年1月

熊さんからの贈り物

もう、少し前の話になりますが、近所の方から熊の肉をいただいた。 近くの山で猟をされたそうだ。

えっ、熊肉!と驚き後ずさりしつつも、ありがたくちょうだいすることに。

まず、しっかりした筋肉と厚い脂肪を切り分ける。

赤身のほうはりんごと生姜と日本酒で臭みを消してゆっくり煮込む。

一部を豚汁ならぬ熊汁に。味は繊維の太い牛肉みたいな感じで、意外とおいしくてとても体が温まりました。

脂肪はダッチオーブンに入れて火にかけ、油を取り出す。

ペーパーフィルターで油をこすと、2びん分の熊の油が取れました。夫と二人で1日がかりの作業でした。

熊の油はアトピーにとても良いのだそうで、早速アトピーでひび割れた息子の手に毎日塗っています。皮膚にしっかりしみ込んでゆく感じで効き目がありそうです。

熊さんありがとうございました。

余談ですが、同じ方から鹿肉の足も骨ごといただいた。うちはあまりお肉を食べないので、ちょっと困るのですが、カレーに入れたり、愛犬のご飯に混ぜたり、少しずついただいています。

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自然発酵のパン

小麦と水だけで自然発酵させたパンを作ってみました。空気中に漂っている酵母の力をかりて、ゆっくりゆっくり発酵させるのです。材料は本当に小麦粉と塩と水だけ、究極のシンプルなパンです。

これは林弘子さんの本で見て以前からやってみたいと思っていました。林さんはパンだけでなく、調味料や保存食の作り方などを書かれた本もたくさん出版されていて、お会いしたことはありませんが私のお料理の師と仰ぐ方です。昨夏ご逝去されたと知りとてもびっくりしました。心よりご冥福をお祈りします。

作り方は、まず小麦粉と水を大さじ1ずつ入れて混ぜる・・・というのを2、3日おきに7~8回繰り返しながら、冷蔵庫でじっくり発酵させる。

1ヶ月くらいでこんなかんじに。

これに小麦粉と塩を足して、中種を作って発酵させる。

中種にさらに全粒粉と小麦粉と塩を混ぜてこね、発酵させる。

薪ストーブに入れて20分ほど焼く。

 

ふっくらと焼けました。

酵母独特のにおいもなく、酸味もないシンプルなパン。それだけに粉自体の味がストレートにわかります。ふわふわでとてもおいしかったです。

ちなみに使用した小麦粉は自家製ではなく、買った国産小麦粉と全粒粉を使用しています。うちでも毎年南部小麦を作っているのですが、ふくらみが悪いなどいろいろ問題があって残念ながらパン作りには適していないのです。

将来自家製の小麦粉でおいしいパンを焼いてみたいな・・・。

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恒例のもちつき大会

もう、1月も終盤になってしまいましたが・・・いつまでも正月気分が抜けきれず、ブログの更新を怠っていました。

今年もよろしくお願いします。

1月23日、野菜セットを買っていただいている会員さんたちに来ていただいて、お餅つき会を行いました。

今年はキビ餅と玄米餅に挑戦。玄米餅は2日間浸水し、薪の火で50分ほど蒸す。

 

玄米はかたいので最初のこねる作業も念入りに。

白いお餅の倍はつかないとうまくつぶれてくれません。

 

子供たちもがんばってついてくれて、おいしいお餅ができました。

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