冬中、シカに食べられていたが、
ようやく、麦秋の季節になった。
穀物の実る色は、なぜだかとてもきれいだ。
大麦は、丸麦に、小麦は、主に乾麺になります。
2010年6月
ブルベリーの花と実
うちには約20本のブルーベリーの木がある。去年の春に近所のブルーベリー園をしている方から分けていただいたのです。
ブルーベリーはお水が大好きなので、田んぼの隣に植わっています。
5月半ばころから可憐な花が咲き始める。ブルーベリーの木は2mくらいなので子供でも簡単に摘めるし、花もかわいくて、紅葉も美しい。その上、農薬も使わなくてもよくできるという、とてもすぐれた果樹なのです。
花のあとには小さな実が無数につく。収穫は7月下旬ころから8月半ばすぎころまで。
そんなすばらしいブルーベリーにも欠点がある。それは粒が小さいので、収穫にとても時間がかかること。それでスーパーで売っているのは値段が高いんだ、と去年収穫してみて気がついた。またその頃は、ちょうど夏野菜の収穫の最盛期と重なって、ブルーベリーの収穫まで手が回らないのです。摘みにきてくださる方を募集しなきゃ。
雑穀を育てる
今年もいろんな雑穀の種をまいた。ほとんど自家用なので、少量ずつ作っている。除草、収穫、乾燥、脱穀、選別・・・一つ一つとても手間がかかる。正直言って買ったほうが安くて、ごみも混ざっていなくてきれいだ。でも雑穀作りは他の野菜を作るのとは違った、わくわくする楽しさがある。しかも、自分ちの雑穀を使って料理すると、すごくおいしくなる(ような気がする)のです。
ポップコーン。収穫した実を部屋に飾っておいてもおしゃれです。
アマランサス。1粒の種から1万粒くらいの種を付けてくれる。栄養価も高くて、その生命力に惹かれます。
黒小豆。お砂糖を入れないで煮て、大納言などと食べ比べてみると、味が濃くてすごくおいしい。玄米に混ぜて炊くと最高です。
高キビ。粒のまま使うとひき肉風に、粉にして団子を作ってもおいしい。
ちょっと元気がないが、シコクビエ。今年初めて作ったので、どんな風に育つのか楽しみだ。
黒ごま。ごま塩を作って玄米ご飯に振りかけると、香りも高くておいしくて、おかずなしでもOKです。
他にも、きび、大麦、小麦、エゴマ、金ごま、大納言小豆なども作っています。欲張って種を播いたはいいけど、果たしてこれから雑穀たちの世話をやりきれるのか、無事収穫までたどり着けるのだろうか・・・。また、その後の様子もお知らせします。